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ライードアドハ(羊犠牲祭)Part2

さて、続きです。

解体が終わると、次は調理
お肉は熟成したほうがおいしいので、この日に食べるは内臓。
さっきお腹から出てきた内臓たちをいただきます。

こちらは、肝臓と心臓
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そして、肺
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それらを茹でて小さく切っておきます。

そして、シヘマと呼ばれる脂肪も小さく切って・・・
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シヘマで内臓を巻いて串に刺します。
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それを外の網で焼きます。
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正直、羊だし・・・内臓だし・・・
まずかったらどうしよう。と不安でしたが
食べてみると・・・うん。おいしい♪
おいしくいただきました☆

お祭りなだけに、モロッコ人お得意の「食べろ攻撃」もいつもに増してすごく・・・
お腹いっぱい☆
・・・というより、胃もたれです。 笑
でも、幸せですね(^^)♪

もちろんお菓子もいただきました♪
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最後はみんなで記念撮影!
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**感想**
生きているものをいただいている。という事を忘れてはいけないと思った。
頭では分かっていても、実際に見るって全然違う。
自分が思っていた以上に衝撃だった。
だから、殺しされた羊は、捨てるとこなく、全てきれいに食べられる。
それが羊に対する感謝の気持ちなんだと思う。

そして、食べるために家族が協力する。
その姿もとても印象的だった。
みんなで力を合わせなければできないことばかり・・・
それぞれが自分のするべきことをする。できることをする。
この行事を通して、また家族の絆も深まるのかなと感じた。

この行事が年に一度あることで、忘れがちな大切なことを思い出させてくれる
機会になるのかもしれない・・・
私はイスラム教ではないけれど、こういう文化があるっていいな。と思った。

by sachiko0220 | 2010-12-07 11:07 | 生活